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貸借銘柄とは

貸借銘柄(たいしゃくめいがら)とは、証券取引所による銘柄指定のひとつで、制度信用取引において空売りが可能とされている銘柄のことをさす。個別銘柄はもちろん、ETF(上場投信)の一部も貸借銘柄に指定されている。証券金融会社が資金・株券の融通を行う。

投資家が空売りをするとき、証券会社が当該株式を投資家に貸し出すが、証券会社がその株式を用意できない場合、証券金融会社と呼ばれる会社から株券を調達する。この証券金融会社が株券の融通が可能な銘柄を貸借銘柄とする。
一般には、信用取引が可能な銘柄というように捕らえられている。

なお、貸借銘柄については、証券金融会社における融資の残高(買い残と売り残)が公表されており、株式の取引における需給状況として活用されることが多い。

しかし、貸借銘柄においても、過度に空売りが集中した場合で証券金融会社でさえその株式を調達できない場合、空売りが禁止(売り禁)されたり、他の大株主から株券を調達したりする。
他の株主から株券を調達した場合、そのコストは株式の売り手(空売りをしている投資家)が負担することになる。このコストを「逆日歩・品貸料」と呼ぶ。

貸借銘柄に関する特選サイト
貸借銘柄について金融経済用語辞典がオススメするウェブサイトを紹介します。

信用取引の規制
貸借銘柄と非貸借銘柄

もしかして?(貸借銘柄関連用語一覧)

  1. 立会市場
  2. 代用掛目
  3. 短資会社
  4. 単位株
  5. 代用有価証券

 

 

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