金融経済用語辞典の「に行」に関するカテゴリー記事(用語)の一覧です。
ニュージーランドドル(NZD)
ニュージーランドドル(New Zealand Dollar)は、ニュージーランド、クック諸島などで用いられる通貨のこと。国際通貨コード(ISO4217)による表記ではNZDとされる。キーウィドルとも呼ばれることがある。ニュージーランド準備銀行が発行する。
二元的所得税
二元的所得税(にげんてきしょとくぜい:Dual Income Tax)とは、所得を勤労所得(労働所得)と金融所得(資産性所得)に分類した上で、それぞれ異なる税率・方式により課税する制度のこと。現在一部の北欧諸国において導入されている。
二重上場
二重上場(にじゅうじょうじょう)とは、二箇所以上の証券取引所に上場している企業のことを指す。
二階建て(株式投資)
二階建て(株式投資)とは、株式投資の信用取引等において、現物株を担保(代用有価証券)として証拠金にした上で、同じ銘柄を信用取引で購入することを指す。信用取引の中でもリスクの高い取引の一つとして知られる。
日本円(JPY)
日本円(にほんえん)とは、日本国で利用することができる通貨単位の一つ。ISO4217においてJPYと表記される。現在発行されている円の貨幣としては硬貨6種類、紙幣4種類となっている。
日本投資者保護基金
日本投資者保護基金(にほんとうししゃほごききん)とは、金融商品取引法により設立されている投資家を保護するための機関。日本において営業しているすべての証券会社の加入が義務付けられている。証券会社は投資家の財産と証券会社自身の財産とを分別管理する義務を負うが、証券会社の義務不履行などにより投資家に損害が生じた場合に保護するために設けられた基金である。
日本版ESOP
日本版ESOPとは、米国で行われている「ESOP(Employee Stock Ownership Plan)」の日本版であるが、明確な定義や法整備などは存在していない。企業が自社株を保有する金融スキームの一種ととらえられている。そのため、日本版ESOPといっても複数のスキーム、方法が存在している。
日本版ISA
日本版ISA(Individual Savings Account)とは、投資信託や上場株式への投資に対する非課税制度。英国で1999年に導入されたISAを元に予定されている制度。少額投資非課税制度とも呼ばれる。2014年1月からスタートする予定。
日本銀行
日本銀行(にほんぎんこう)とは日銀(にちぎん)とも呼ばれる日本国の中央銀行。政府から独立した法人であり、公的資本と民間資本により存在している。
日経225mini
日経225mini(にっけい225みに)とは、株価指数先物取引の一種。日経平均株価(NIKKEI225)の先物取引の一種。個人投資家が参加できるよう、大阪証券取引所が2006年7月からスタートさせた取引。大阪証券取引所にのみ上場している。
日経225(日経平均株価)
日経225(NIKKEI225)とは、日本経済新聞社が選出した日本株の中でも業種を代表する225銘柄を指す。一般に「日経平均(日経平均株価)」というものはこの日経225のことを指す。TOPIX(東証株価指数)と並び日本における株価指標(指数)としては、代表的なものとなっており、オプションや先物、金融デリバティブ商品が世界で多く取引される。(海外ではNIKKEI225と呼ばれる)
日経テレコン21
日経テレコン21とは、日本経済新聞社が提供する日経新聞データベースサービス。会員制の情報サイトで、リアルタイムなニュース速報の他、過去30年分の新聞記事を検索可能なデータベース機能、日経平均等の株価情報までを総合的に提供する。
日経リンク債
日経リンク債(にっけいりんくさい)とは、日経平均株価にリンクする債券のことで、仕組債の一つ。日経平均株価の水準が債券の利率や償還価格(償還率)に影響を与える債券。事前に指定した価格(ノックイン価格・バリア)に日経平均が触れた場合に債券の条件が大きく変化する。
日経会社情報
日経会社情報(にっけいかいしゃじょうほう)とは、日本経済新聞社が年に4回発行している雑誌で、日本の証券取引所に上場している企業を図鑑のようにまとめたハンドブックのこと。会社四季報と並び、投資家必携の本とされている。
日経寄与度
日経寄与度(にっけいきよど)、日経平均寄与度とは日経平均株価の算出にあたっての影響度の大きさを示したもの。日経平均の計算法はみなし株価の合計を除数で割って計算される。このため、みなし株価が大きい銘柄は寄与度、寄与率が高いなどと呼ばれる。
日経平均
日経平均(にっけいへいきん)とは、日本経済新聞社が決定している東京証券取引所の株価を反映した代表的な指数のこと。
日銀当座預金残高
日銀当座預金残高(にちぎんとうざよきんざんだか)とは、民間金融機関が日本銀行(中央銀行)に対して準備預金制度に基づいて預金総額の中から一定割合を預ける預金の残高のこと。ちなみに、日銀当座預金に対する金利はゼロとなっている。
日銀短観
日銀短観(日本銀行短期経済胃観測調査)とは、単に短観とも呼ばれる。日本銀行が実施する4半期ごとの企業調査のことで様々な企業データが含まれる。特に製造業業況判断DIは注目を集める。