金融経済用語辞典の「ゆ行」に関するカテゴリー記事(用語)の一覧です。
ユーロカレンシー
ユーロカレンシー(Euro Currency)とは、発行国の外で取引される通貨のこと。例えば、日本の円がドイツで取引される場合、その円はユーロカレンシー(ユーロ円)となる。ちなみに、この場合のユーロというのは、EUの通貨「ユーロ(EUR)」とは別物。外国市場という意味。
優先株
優先株(ゆうせんかぶ:Preferred Stock)とは、企業が発行する株式の一種で、種類株と呼ばれるものの一つ。他の株式(普通株)と比較して優先的な取り扱いを受ける決まりとなっている株式のことをさす。
優良体割引(健康体割引)
優良体割引(ゆうりょうたいわりびき)とは、生命保険契約においてリスクが低いと判断された人に対して、保険料(死亡保険料)が割引される制度のこと。健康体割引と呼ばれることもある。特に喫煙に関しては、非喫煙者割引と言われることもある。
有事のドル買い
有事のドル買い(ゆうじのどるがい)とは、為替取引における相場格言の一種。戦争や紛争などによって世界情勢が混乱したとき(有事の時)には、流動性や信頼性が高い米ドル(アメリカ合衆国の通貨)を保有しようというニーズが高まり、米ドルが買われるという意味。
有価証券
有価証券とは、財産権をあらわす証券であり、権利の移転や行使が当該証券の授受により行われるものをさす。金融商品取引法、刑法、法人税法など様々な法律により定義が異なるが、ここでは、金融商品取引法をベースとして解説する。
有利子負債
有利子負債(ゆうりしふさい)とは、負債の中でも利払い負担の生じる負債のことを指す。財務会計上、買掛金や支払手形、未払い金などの将来支払うべき費用はすべて「負債」という勘定にはいるが、こうした負債には利息負担の生じないものもある。
有期年金
有期年金(ゆうきねんきん)とは年金の受け取り方法の一つ。10年や15年といった固定期間のみ年金を受給することができる。ただし、これは被保険者が生存している場合のみで、被保険者が死亡した場合は有期年金受給期間中であっても年金は打ち切られる。