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金融経済用語辞典の「ら行」に関するカテゴリー記事(用語)の一覧です。

ライツイシュー

ライツイシューとは、株主割当増資とも呼ばれる企業の増資手法の一つ。公募増資とは異なり増資による既存株主に対する株式の希薄化が起こりにくい。欧米では増資手法としてはメジャーだが日本では使い勝手が悪いことからあまり利用されてこなかったが、現在ルールの見直しがすすめられている。



ライツプラン

ライツプラン(Rights Plan)とは、敵対的買収に対する防衛策の一つ。敵対的買収者が、被買収企業の議決権ベースで一定割合を越えた場合、時価(現在の株価)より安い価格で新株購入できる権利(新株予約権)を既存の株主に対して予め渡しておくという方法。ポイズンピルとも呼ばれる。



ラップ口座

ラップ口座(Wrap Account)とは、売買一任勘定とも呼ばれる口座の一つ。本来証券会社は顧客投資家と売買一任勘定取引を行うことは禁止されているが、特定の条件を満たす場合はラップ口座として例外的に認められている。



ランニングコスト

ランニングコスト(running cost)とは、設備や機器などを運用する際にかかる費用のこと。対義語はイニシャルコスト。例えばある設備を導入した際の電気代や消耗する部品のメンテナンス費用などが代表的。運用で考えた場合には、投資信託の信託報酬、アパート経営・マンション投資にかかる管理会社への報酬などがランニングコストとなる。