金融経済用語辞典の「F」に関するカテゴリー記事(用語)の一覧です。
FFO倍率
FFO倍率(Funds from Operation)とは、REIT(不動産投資信託)の収益性を分析する手法のこと。FFOは当期純利益+減価償却費+(不動産売却損-不動産売却益)によって計算される。このFFOを投資口1口当たりに換算し、「投資口価格÷1口あたりFFO」で計算されるのがFFO倍率となる。
FFレート
FFレート(フェデラル・ファンド・レート)とは、米国における市中銀行が連邦準備銀行(FED)に預けている無利息の準備預金である「フェデラルファンド」について、銀行間において無担保でそのための資金を調達する場合の金利。
FOMC議事録
FOMC議事録とはFOMC(連邦公開市場委員会)が開催された3週間後に公表されるその会議での議事録のこと。FRB(米連邦準備制度理事会)の政策金利等や経済情勢の見通しなどについての内容が公開されるので、この発表により相場が大きく動くことも多い。
FOMC(連邦公開市場委員会)
FOMC(連邦公開市場委員会)とは、Federal Open Market Committeeの略称。12人のメンバーにより構成される連邦準備理事会の政策決定委員会。米国の公定歩合や金融政策などを実施する。
FTSE100指数
FTSE100指数とは、ロンドン証券取引所における株価のベンチマークとなる指数のこと。ロンドン証券取引所における出来高のおよそ70%を占めている英国企業100社で構成されている。
FX
FX(Foreign Exchange)とは外国為替市場のこと。様々な受渡日において様々な通貨を呼応関する市場のことを指す。多くの場合取引は12ヶ月未満、スポット、フォワード、先物、オプションといった形態をとる。
フィデューシャリー・デューティー
フィデューシャリー・デューティー(Fiduciary duty)とは、受託者の忠実義務。2014年9月に金融庁が公表した「金融モニタリング基本方針」の中で指摘した言葉で、"商品開発、販売、運用、資産管理それぞれの携わる金融機関がその役割・責任(フィデューシャリー・デューティー)を果たすことが求められる"と表記したことから利用されるようになった。