金融経済用語辞典の「P」に関するカテゴリー記事(用語)の一覧です。
PBR(株価純資産倍率)
PBR(株価純資産倍率:Price Book-Value Ratio)とは、ある企業の時価総額が、会計における解散価値(貸借対照表における「資産-負債」の額に対して何倍あるかを示す指標のこと。計算上は、現在の株価を一株あたりの純資産(株主資本)で除すことで計算することができる。
PEGレシオ
PEGレシオ(Price Earnings Growth Ratio)。株式の予想株価収益率(PER)を一株あたり利益(EPS)の予想成長率で割って計算する。投資家ジム・スレイダーが考案したもの。
PER(株価収益率)
PER(株価収益率:Price Earnings Ratio)とは、企業株価を企業の一株あたり利益(EPS)で割って計算することができる財務分析の一種。企業の投資価値を判断する上で非常に重要な比率の一つであり、企業株価が割高か割安かを示す指標として広く利用されている。
PFI(Private Finance Initiative)
PFI(Private Finance Initiative)とは公共施設の建築など公共サービスを実施するにあたって、民間の資金を活用して、民間に施設やサービスの提供をゆだねる手法のこと。日本では1999年7月にPFI法(民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律)が施行され、活用が始まった。
PHLX
PHLX(Philadelphia Stock Exchange)。フィラデルフィア証券取引所。アメリカ合衆国における証券取引所で、通貨デリバティブで有名。
PMI
PMI(Purchasing Managers's Index)とは、購買担当者景気指数のこと。全国における購買担当者に対する月次調査を基にした経済活動指標の一つ。景気先行指標の一つとされる。製造業の購買担当者に生産意欲等をアンケートして指数化したもの。
PPP
PPP(Purchasing Power Parity)とは、購買力平価のこと。様々な国の生活水準を比較する方法で、国民総生産を単一の通貨に統一してはかる経済指標の一つ。
PTS
PTS(proprietary trading system)とは、私設取引システムとも呼ばれる取引方法で、証券取引所ではなく、証券会社が開設しているネットワーク上での取引のことをさす。日本では従来、取引所集中義務があったため、PTS取引はできなかったが、1998年12月に規制が撤廃され解禁された。
Paper
Paper(ペーパー)。直訳すると紙ということになるが、金融においては主に証券を指す。コマーシャルペーパー(CP)のように○○ペーパーというように用いる。
Pips
Pips(ピップ)とは、値動きのことを指し、通負うPips(ピップ)やPoint(ポイント単位)にて表現される。通常ピップはポイントとほぼ同義で使用される。