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金融経済用語辞典の「T」に関するカテゴリー記事(用語)の一覧です。

TOB(株式公開買い付け)

TOB(株式公開買い付け:Takeover Bid)とは、企業の買収の際に買い手となる企業が一定の条件で対象企業の株式を買い付けることを指す。買い付けを行うものは「買い付け期間」「買取株数」「価格」を公告して不特定多数の株主から株式市場外で株式を買い集める制度のこと。



TOPIX(東証株価指数)

TOPIX(トピックス)とは、Tokyo stock Price Indexの略称。東証株価指数といわれる。東京証券取引所の第1部に上場している全企業の時価総額合計を、基準日である1968年1月4日の時価総額を100として指数化したもの。



TPP(環太平洋経済連携協定)

TPP(環太平洋経済連携協定)とは、日本、米国、メキシコ、オーストラリア、ニュージーランド、マレーシア、ベトナムなどの環太平洋諸国が参加する自由貿易協定(FTA)。これまで日本が締結したFTAの中でも自由化率が高いのが特徴。TPP加盟国のGDPは世界全体の約4割(3100兆円)にもなるといわれている。輸出企業が多い日本にとってはTPP締結は追い風という向きがある一方で、世界的に競争力が高くない農業や畜産などに対してはマイナスの影響も大きいといわれている。



TSE

TSE(Tokyo Stock Exchange)とは、東京証券取引所の略称。



TTB

TTB(Telegraphic Transfer Buying)とは、銀行などが外貨預金をする預金者から外貨を買い取る為替レートのこと。言い換えると、外貨預金をしている外国為替を円に戻すときのレート。対義語はTTS。仲値はTTMと呼ばれる。TTBとTTMの差額が銀行側の為替手数料(スプレッド)となる。



TTS

TTS(Telegraphic Transfer Selling)とは、銀行が外貨預金をする投資家に対して円を外貨に交換する際に参照する為替レートのこと。言い換えると、銀行が投資家に販売する為替レートのこと。このTTSとTTM(仲値)の間の差額はスプレッドとして銀行側の手数料となる。



ToSTNeT

ToSTNeT(Tokyo Stock Exchange Trading NeTwork System:トストネット)とは、東京証券取引所の市場のうち立会市場以外の市場を指す。電子取引ネットワークシステムのこと。



Treasury bill(トレジャリービル)

Treasury bill(トレジャリービル)。TBとも呼ばれる。米国財務省が発行する短期証券で満期が3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月までのものを指す。米国の公開市場操作(オペレーション)においてはこのトレジャリービル(TB)の売買が米国における金融政策の重要部分を占めている。



Treasury bonds(トレジャリーボンド)

Treasury bonds(トレジャリーボンド)とは、米財務省長期証券のこと。Tボンドとも呼ばれる。米国財務相が発行する長期証券で、満期が10年以上のものを指す。



Treasury notes(トレジャリーノート)

Treasury notes(トレジャリーノート)とは、米財務省中期証券のこと。Tノートとも呼ばれる。満期が2年から10年の債券。